当たり前ではない現実〜ニカラグア女子野球1〜

2016年10月〜2018年6月までニカラグアに青年海外協力隊として活動していましたが、
ニカラグアの情勢が悪化し「緊急避難」で日本に帰って来ました。
そして先日、いわきフォーラム’90でニカラグアでの経験をお話
させていただくチャンスがありました!
講義後にある方から”ニカラグア女子野球について記録を残しておいたら?”とアドバイス
を頂きましたので、このブログ内に残していこうと思います😃

そして今回が第一話になります!

2016年10月からニカラグアスポーツ庁が持つ「無料野球教室」のサポートを中心に行なっていました。
子供達の数が少なかったため、一緒に働くハビエルさんに提案しました。
「学校に行って野球教室をやらないか?」
その提案が通り、3月上旬から近くの大規模学校(Rigoberto Lopez Perez)で指導を開始しました。
対象は小学生〜中学1年生まで週1度の授業に決定し指導を始めました。
張り切って初日を迎えたのですが、まさか野球の授業に”女子生徒が誰も来ない”とは思いもしませんでした、、、、、、、😵
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この日は3クラスの授業でしたが、授業に来た女子は”0”でした!!!!!
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日本の小学校だったら体育の授業を男女一緒に受けるのが普通ですよね??
”女子はどこで何してるの?”
体育ができるグラウンドには他に誰もいない、そして体育館なんてニカラグアの公立学校にはない。
”どこにいるんだ!!”
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男子生徒が野球の授業を楽しんでいる間に私は女子生徒を探しに行きました。
教室を見に行くと女子生徒達はいました。
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「何してるの?」
「自習してるんだ」
「なんで体育の授業に来ないの?」
「先生が野球は男子のスポーツだからって言ったから」
「野球やってみたい?」
「もちろん!野球やってみたい!」
鮮明に覚えている会話です。
確かにその当時”女子野球”と言う概念がニカラグアにはありませんでした。
だから先生も「野球は男子のスポーツ」と言ったと思います。
そこから女子生徒に野球を教えるために学校長と話してスポーツ庁の許可を取ってと大変なことがたくさんありました💦
”学べることに違いはない”と思います。
昔の日本にあった男尊女卑の考え方がニカラグアでは根強くあります。
女性は家の中で仕事をし、男性が仕事から帰ってくるのを待つという文化です。
なので、女性はスポーツをやる意味が無いと言う人もいる程です。
”野球”を教えることにそこまでこだわりはありませんでしたが、
”子供のチャンスを奪う”ことはしたくないと思い、女子に野球を教えることを始めました。
「この子は運動神経悪いから」
「受験が控えているから」
「ずっと野球やって来たから」
と子供のチャレンジをネガティブに考えていませんか?
では!第2話もお楽しみに!!
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